2014年03月

2014年03月15日

コンビニ経営:ちょっとした工夫で劇的に売上UPできる方法

ちょっとした工夫で売上を簡単にUPできる方法がある。


その方法を2つ、ご紹介する。


マクドナルドが良くやっている
 
「ポテトもご一緒にいかがですか?」

というクロスセル・アップセルという手法。


コンビニの商品は分析すれば関連買いというのがある。

ある商品を買う人は、一緒に○○を買う。


これが非常にパターン化されているのだ。



もちろん、立地や客層によって関連買いのパターンは異なる。


あなたのお店の関連買いパターンを分析して、

レジの時に、こう囁く。


「ご一緒に○○は如何ですか?」


コスト0で、効果抜群の方法である。


もう1つ、意外と知られていない

単価UPの法則をご紹介しよう。


実は・・。

お客さんのお店の滞在時間と購入単価は

間違いなく比例する。


つまり・・。

お客さんが長い間お店にいればいる程、

購入単価はあがるのだ。


では、
 
あなたが行うべき行為は・・・。



お客さんをお店に長く引き止める方法を考えるのだ。


そうすれば、

購入単価はあがる。


 
たとえば、


POP や雑誌情報の切り抜き、

従業員のお薦めの声等の読み物を

お店に配置しておく。



本部から送られてくる印刷物を利用しても効果はOだ。


あなた目線で作る

お客さんの目を一瞬で惹く

「キャッチフレーズ」が大切だ。


こういったキャッチフレーズは

数稽古しかありません。


色んな雑誌や広告から

キャッチフレーズを盗んでくる。


是非、実践 してもらいたい。


2014年03月13日

コンビニ経営:客数を増やす以外の売上up法

客数を増やす以外の売上up方法について説明しよう。

客数×客単価=売上

つまり、客単価をあげて売上をupさせる方法だ。

客単価を分解すると・・・。

客単価=商品単価×買い上げ点数となる。

 
今、

コンビニの商品の平均単価は200円弱だ。



もちろん、高額おにぎりが飛ぶように売れているので

商品単価は上昇しつつある。

 
きちんと品揃えをして、お客さんの求める商品を

購入してもらうというのも立派な購入単価UP の方策だ。

 
又、

最近大人買いといってコンビニ専門で販売している

玩具類を大量購入していくお客さんも目立つ。

 
「萌え~」なアキバ系のお客さんを

きっちりフォローしていくと、

素晴らしく高単価なお客さんを固定化する事も可能だ。


品揃えの悪い多いお店は、客単価は低いという

データもでている。


客単価を上げるために明日から出来ること。


それは品揃えを充実させることだ。 


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2014年03月12日

来店頻度を増やす努力を怠ると発現する恐ろしい事実

前回まで、客数増加を実現する3つの方法に

ついて説明してきた。



客数増加に一番効果があるのは、

来店頻度の増加だ。


週3回来てくれるお客さん。

1回に500円買ってくれる人が

1 人増えると1500円の売上UP.



1 年間では52週×1500円=78,000円の売上UP。

 
そんなお客さんが10人増えれば・・・。

年78万円の売上UP。


100人増えれば・・・。


780万円の売上UP.



300人増えれば・・・・。




 
笑いが止まらない。




でも、安心して欲しい。

そんなに、簡単に行くわけないのだから。



むしろ、あなたに知って欲しいことがある。 


それは、

今、説明した事の逆を認識する

必要があるって事。


つまり、

お客さんを1人失う事の重要性を

認識しなければいけない。



お客さん1人を失うのは簡単なのだ。


 
たとえば・・・。

1回ひどい接客をすれば

すぐにお客さんは来てくれなる。


 
お客さんの欲しい商品が

3回の来店の内に、お店に無ければ、

二度とそのお店に行かないという統計もあるのだ。


 
毎日1人づつお客さんが消えていくと・・・。

あなたのお店の売上は先ほどと

同じ勢いで落ちていくのだ。


 
だから・・・。

ありとあらゆる手法を駆使して

お客さんを固定化することが本当に

大切だ。

 
「儲ける」という感じを分解すると

信者という文字になる。


まさに。

信者が増えると儲かるのだ。






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2014年03月11日

お客さんを増やして、しかも儲かるお店を作る方法とは?

来店客数を増やす最後の方法について

今日は解説する。


その方法とは・・・。

来店頻度を増加させることだ。


これは、コンビニ経営を行う上でももっとも大事な事だ。


月1 回しか利用してもらえないお客さんに

週1回来店してもらう。


週1回しか来店してもらえないお客さんに

週3回来店してもらう。


週3回しか来店してもらえないお客さんに

毎日来店してもらう。


朝しかこないお客さんに

昼もきてもらう。


朝と昼しかきてくれないお客さんに

晩もきてもらう。



たったこれだけで、あなたのお店の延べ客数は

5倍~10倍に増えるはずだ。


この積み重ねが商売の成功の秘訣なのである。




では、どうやって来店頻度をあげればいいのか?


考えてみれば、実に単純なことである。



たとえば、

あなたが醤油1L を購入したとする。


それを使い切るのに

どれ位期間が必要だろうか?


3ヶ月? 

半年?


そして、使い切るまで余程の安売りでない限り

次の醤油は購入しないと思う。


しかも・・・。

安売りの時にまとめて2~3本購入したとすると、
1
 年位は醤油の需要はなくなるのだ。


次に・・・。

牛乳1L 購入する。


これを使い切るのにどれ位必要か?

1 日?

 2日?


少なくとも2~3日で使い切るのでは

ないだろうか?




しかも、


安いからといって毎日1本消費する様な

家庭で無い限り、まとめて購入という事はしない。


となると・・・。


牛乳を購入するお客さんは

少なくとも週に2~3回は来店してくれるという事になる。


醤油→非デイリー商品(消費期限が長い商品)


牛乳→デイリー商品(消費期限が短い商品)


つまり・・・。


消費期限の短い商品を扱う商売ほど

お客さんの来店頻度が高くなるのだ。



さらに・・・。


牛乳ではなく、

お弁当、

おにぎりはどうだろうか?


消費期限は1 日未満。


しかも販売チャンスは朝:昼:晩の3回あります。




つまり・・・。

お弁当、

おにぎりといった商品は

売れ残ると廃棄ロスになるという困った商品であるものの

集客効果としては強大な力を発揮するのだ。


そういう意味では、

販売期限の短いデイリー商品が美味しいチェーンが

コンビニ経営の観点に立つと非常に有利に

展開できるのは当たり前のこと。


さらに、さらに・・・・。


この商売の考え方にはオマケがつく。


現在の食生活の変化で、ほとんどの方は

食事をする時に飲み物を飲む。


今、日本で一番売れている飲み物は

所謂「お茶系ドリンク」だ。


おにぎり、お弁当は売れ残ると廃棄ロスになるという

弱点があるが、飲み物はほとんどロスがでない。

しかも・・・。

コンビニのドリンクはスーパー等が100円で

販売している商品も定価で販売可能。

つまり、非常に粗利率が高い儲かる商品なのだ。


この粗利率の高い商品を

お弁当とセットで購入されるという事実。


これがコンビニの非常に大きな収益源になっているという事を

忘れてはならない。


デイリー商品を強化するという事は、お客さんの来店頻度を高め、

しかも粗利益の高い商品も合わせて販売できるというメリットがあるのだ。


2014年03月10日

論理的に売上を上げる3つの方法とは?

売上UP の具体的手法を

算数的に表現すると、

売上=客数×客単価 になる。


つまり、

売上をUP さ
せるには

客数を増加させるか、


客単価を増加させる事が必要になるということだ。
 

では・・・。


今回は客数増加について考えていこう。



客数はどういう要因で増えるのか?

 
次の3つが考えられる。
 

① 店舗のまわりの人口が増加する

② 店舗利用者が増加する。

③ 来店頻度が向上する。




では、1つ1つ解説しよう。


①店舗のまわりの人口が増加する。

これは、余程のマンション増加地区や住宅建設ラッシュ、

新規オフィスビルが供給されるといった

外的要因に因るところが大きい。


だから、あなたが不動産投資王ならいざしらず、

自ら引き起こすには、なかなか難しい。


②店舗利用者が増加する。

普通の小売店が売上不振に陥ると何をするか?


まず、閉店時間を延長する。


開店時間を繰り上げる。


といった事を行う。


 
つまり・・・。

営業時間を延長する事で、今まで取り込めなかった

客層を取り込むという方法をとるのだ。

 
コンビニは・・・。

歴史的に24 時間営業にして

客数を増加してきたのだ。

 ただ、今となっては長時間営業は当たり前。



 そして・・・。

今、新しい波が起こっている。


それは・・・。

高齢者(と呼んでいいものか)の利用率の増加だ。

 
特に、40~60代のエルダー層の客数増加率は

凄まじいものがある。。


これは・・・。

コンビニという業態が生まれて30年以上経過し、

当時の若者と呼ばれてた世代がコンビニと一緒に

年齢を重ねてきて、完全に認知度を得た事が要因である。

 
片や、40~50代であっても主婦層においては

コンビニを毛嫌いする方が多いのも事実。

 
しかし、一旦、コンビニファンになると

来店頻度及び購入金額ともにTOPになるのが

この40~50代の主婦層なのだ。


かつて、コンビニは若者の店と言われていたが、

もはや幅広い年齢層を持つ店舗業態なのである。

更に、

配達等で来店できない客層を

取り込んでいく事ができれば、

新たな利用客を生み出す事ができ、

客数増加に繋がる事は間違いない。 



そして・・・。


もっとも客数を増やす方法について、次回解説しよう